@article{oai:n-seiryo.repo.nii.ac.jp:00002001, author = {齊藤, 勇紀 and 吉川, 和幸}, issue = {1}, journal = {保育と保健}, month = {}, note = {application/pdf, 本研究は,障害児保育における子どもの記録の在り方についての検討を行った。社会文化的視点の「学びの物語」と行動論的視点の「ABC記録法」に対する保育者の意識を明らかにした。保育者6名を対象として, フォーカス・グループ。インタビュー(FGI)を実施し,得られた逐語録をSteps for COding and Theorization(SCAT)によって分析した。 その結果,「学びの物語」は,子どもの学びの過程を把握するために有効な記録であり,「ABC記録法」は,障害のある子どもが快適に生活するための人的・環境的配慮,情緒的に安定して過ごすための保育者の援助を検討する視点を含んだ記録であることが明らかとなった。一方,双方の記録の共通点として,子育て支援,子育て相談に関すること,保育者の力量形成に活用できると捉えていたことが明らかとなった。上記の知見を踏まえ,今後は,障害のある子どもの幼児期の学びに即した具体的な記録の様式と子ども理解のための記録の在り方を検討していく必要がある。}, pages = {22--27}, title = {障害児保育における保育記録の検討―「学びの物語」と「ABC記録法」に対する保育者の意識から一}, volume = {27}, year = {2021} }